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政府関係者はＩＯＣはレピュテーションリスクにうるさい組織。
東京の動きは逐一チェックしている。
リオデジャネイロに続き東 京まで混乱しないか、心配しているはずと話す。
８月のリオ大会直前の知事交代は東京大会にも影響を及ぼす。
五輪の開会式はＩＯＣ幹部や国際競技団体のトップが集うスポーツ外交の華やかな舞台だ。
会場整備や大会運営の交渉にはトップ同士の人間関係が不可欠。
東京大会まで残り４年、新知事は一から人間関係を築かないといけないので大変だろう。
申し訳ありません。
議会の判断に委ねることにしました。
辞職が決まった翌日の16日朝、舛添は組織委員会会長の森喜朗、五輪相の遠藤利明に相次いで電話をかけて謝罪した。
東京大会の五輪準備は組織委と都、政府の３者の緊密なトライアングルで進められてきた。
その一角を占めた舛添の辞職により、現実的に影響が出てくるのは 競技施設の整備費の負担問題だ。
白紙撤回された新国立競技場の整備計画などが軌道に乗り、残された大きな課題が仮設施設の整備費だった。
招致段階では、新国立競技場は国、大会後も使う恒久施設は都、大会後に撤去する仮設施設は組織委が担うことになっており、組織委負担分は723億円と見積もられていた。
しかし招致段階の試算の甘さに加え、資材や人件費の高騰もあり、仮設施設の整備は４倍近くの３千億円まで膨らむことが判明した。
それを組織委だけで負担すれば、警備費や追加競技の運営費などの出費がかさむなか、予算が組めない事態になりかねなかった。
森は舛添らと水面下で協議を続け、３月末に仮設施設の整備の一部を都が受け持つ方向で合意。
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